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狛犬・寺社(安曇野市) ブログトップ
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有明山の眺めがよい神社 [狛犬・寺社(安曇野市)]

安曇野市穂高北穂高、青木花見の戸隠社。
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長野県神社庁HPによれば、ご祭神は天手力雄命。
戸隠神社の奥社からの勧請ということになりますね。
2014.10.12.togakushi3.JPG
由緒は同HPに「社伝、永禄4年7月25日とあり」とあります。
同年の出来事に川中島の戦い(第4次)があるのですが、
月日がずれているので、まあ関係ないでしょう。
ただ当時の安曇野一帯は武田方の支配下にあり、
各集落で諏訪の神様が勧請され続けていたことを考えると
なにかしら武田の動きと関係があったのではとも、
素人としては勘繰りたくなりますね。

境内は落ち着いた雰囲気。

立派な神楽殿。
2014.10.12.togakushi4.JPG

境内社。
2014.10.12.togakushi9.JPG

拝殿と千度石。
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拝殿の向拝の彫刻、木鼻に狛犬がいます。
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本殿は残念ながら覆い屋のなか。
2014.10.12.togakushi10.JPG
拝殿の曇ったガラス越しに本殿の様子を見ると
檜皮葺らしき年季の入った神殿のあることが分かりました。

参道狛犬は不在でした。

境内裏手に出ると、西~北方面が開けていて、
有明山がとても間近で大きく見えました。
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2014.10.12.togakushi11.JPG

(撮影日:2014年10月12日)


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日本武尊を祀る神社 [狛犬・寺社(安曇野市)]

安曇野市穂高有明、古厩の大宮神社。
2014.10.12.oomiya1.JPG
古厩は有明地域一体に点在する集落の、いわば本郷のような存在で、
古の時代には駅が置かれるなど交通拠点であったようで、
大宮神社もその境内を千国道が南北に貫いていたとのこと。

また前エントリーで取り上げた島新田地区の青嶋神社も日本武尊を祀ることや、
大宮神社がかつては今より東の乳房川端に位置していたのではということから、
両社はもとは同一の神社であったのではという推測がなされているようです。

そんな大宮神社は穂高北小学校のすぐ近所。
古厩集落の中心からみて南端に位置し、隣接集落となる耳塚地区との境界も近いです。

社号票の御祭神表記。
2014.10.12.oomiya2.JPG
日本武尊と味耜高彦根命。
味耜高彦根命はもともと古厩町の北のほうに高根神社として在ったものを
明治後年の合祀で大宮神社に祀られるようになったとのこと。

境内はこじんまりしてきれいに整っています。
2014.10.12.oomiya3.JPG
2014.10.12.oomiya4.JPG

拝殿。
2014.10.12.oomiya6.JPG

社務所。
2014.10.12.oomiya7.JPG

境内社。
2014.10.12.oomiya5.JPG

本殿。
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男神ですが、千木は内削ぎですね。

狛犬はいませんでした。

(撮影日:2014年10月12日)


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安曇追分の神社 [狛犬・寺社(安曇野市)]

安曇野市穂高北穂高、島新田の青嶋神社。
2014.10.12.aoshima3.JPG
安曇野市でもっとも北寄りと言ってもいい地域。
境内のすぐ東側を大糸線、少し離れて国道147号、
そして西側にはかつての千国街道だった道が南北に走っています。
神社の北東あたりは安曇追分と呼ばれる街道の交差点で
最寄の大糸線の駅名も安曇追分駅なのですが、
かつての道の様子を考えると千国街道は同神社の正面
つまり東側を通過していたであろうと推察されます。

そんな青嶋神社の参道は現国道より。
2014.10.12.aoshima1.JPG
線路を渡ると鎮守の森が展開します。
2014.10.12.aoshima2.JPG
犀宮社ほどではないですが、ここも鳥居を抜けるとすぐ電車が走っているという
環境的に危なっかしい状態ですね。

こじんまりした境内に立派な拝殿。
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狛犬はその正面に一対。
2014.10.12.aoshima5.JPG2014.10.12.aoshima6.JPG
平成16年9月吉日建立。
見事な平成時代の岡崎現代型。
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近年に建立された同類の子達は、玉の内側が彫られていないパターンが多いです。
2014.10.12.aoshima10.JPG
子獅子も同じく稚拙な印象が否めないのですが、
ここまで来ると岡崎で日本人の石工さんが作ったものと同列に
岡崎現代型などと括るのは躊躇われます。
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本来の岡崎現代型は神殿狛犬を発展させた優れたデザインなんですけどね。

拝殿脇の社務所。
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境内末社。
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石造物は大切に守られていて、青面金剛は元禄7年(1694)という年代物。
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本殿は規模の大きい立派な一間社流造。
2014.10.12.aoshima15.JPG

神社庁HPによるとご祭神は日本武尊とのことでした。
2014.10.12.aoshima16.JPG

(撮影日:2014年10月12日)


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平成の制作とは思い難い [狛犬・寺社(安曇野市)]

安曇野市穂高有明、耳塚地区の香取神社。
2014.10.12.katori1.JPG
霊峰有明山を背景にしたのどかな田園風景の広がる集落の外れに
同地区の産土神が祀られています。

神社正面は左右に道路が伸びていて、
鳥居を抜けて境外に出るといきなり田んぼといった状況。
2014.10.12.katori2.JPG
そしていきなり出迎えてくれる狛犬一対。
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2014.10.12.katori4.JPG2014.10.12.katori5.JPG
平成14年3月吉日建立。
と、台座には記されているのですが、
狛犬本体の様子を見る限りでは10歳そこそこには思えません。
2014.10.12.katori6.JPG2014.10.12.katori7.JPG

平成にもなると、たいてい神社に奉献されるのは岡崎現代型で、
そのうちの大半は中国製であるといわれています。
しかしながらここに居る子は、鬣の様子こそややおとなしめながらも
顔つきは松本地域で見られる松本型のそれにほぼ類するデザインの印象。
2014.10.12.katori10.JPG2014.10.12.katori11.JPG
ただし尾は立ち尾のままで足座に流れる特徴は見られません。
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似ているものを探すとすれば、
松本の並柳神明宮に居る子たちに顔つきは似ていなくもないですが、
同社の狛犬を制作した伊藤石材の伊藤さんからは香取神社の話を
伺ったことはなく、同じ作者という推測をたてるには情報不足。

狛犬サイトの大家「神社探訪・狛犬見聞録」さんでは
台座だけ交換したのでは?と推測を立てているようですが、
たしかにそういう可能性は高いですね。
namiyanagi1.JPGnamiyanagi2.JPG
↑この子たちが並柳神明宮の狛犬。
はてさて、真相やいかに?

きれいに整備された境内には立派な神楽殿と拝殿。
2014.10.12.katori12.JPG2014.10.12.katori13.JPG
その奥には一間社流造の本殿。
2014.10.12.katori14.JPG

由緒書きがないので詳細不明ですが、社号からして
ご祭神は経津主神と考えて差し支えないでしょう。

末社。
2014.10.12.katori21.JPG

一角の覆い屋には道祖神が2体のほか、
大黒様と恵比寿様の珍しい立体像が祀られていました。
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2014.10.12.katori16.JPG2014.10.12.katori17.JPG
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2014.10.12.katori20.JPG

(撮影日:2014年10月12日)


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石工・北原柳太郎の狛犬@諏訪松尾神社 [狛犬・寺社(安曇野市)]

長野県安曇野市豊科南穂高、寺所の諏訪松尾神社。
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前エントリーの踏入八幡宮と村境を挟んで相対する、寺所地区の産土神。
長野道安曇野インターより車で数分のある意味便利な場所にあり、
踏入八幡宮より分かりやすい場所に鎮座しています。
2014.06.14.teradokoro2.JPG

幹線道路から続く参道の脇に、禁札舎と並んで手水舎。
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手洗石はお相撲さんに支えられています。
2014.06.14.teradokoro33.JPG2014.06.14.teradokoro34.JPG
半分、カラダが埋まっていますねw

対になっていない一基単独の灯篭の脇を抜けると、台輪鳥居。
2014.06.14.teradokoro5.JPG2014.06.14.teradokoro4.JPG

そしてその鳥居を抜けた場所に一対の狛犬が出迎えてくれます。
2014.06.14.teradokoro6.JPG2014.06.14.teradokoro7.JPG
明治41(1908)年建立。
石工:諏訪神宮寺 北原柳太郎 刻。
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そう、制作はあの安曇野唯一(たぶん、長野県内唯一)の獅子山となる
及木地区の伍社宮の獅子山作者である、
諏訪神宮寺の石工、北原柳太郎です。
2014.06.14.teradokoro12.JPG2014.06.14.teradokoro13.JPG
柳太郎の子孫になる方が現在も諏訪で石材店を営んでいらっしゃるのですが、
5代目になる現社長と伍社宮の獅子山の件で以前にお話を伺う機会があり、
その際に頂戴した資料に所在不明の柳太郎作の狛犬があることを知りました。
で、その話を自分もすっかり忘れていたのですが、まだ取材に入っていなかった
寺所の同社を時間が出来たので訪問したところ、まさかここでその所在不明だった
柳太郎さんの狛犬に巡り会うことになろうとは想像もしてなくて。

いやはや目にしたときはビックリでした。
2014.06.14.teradokoro14.JPG2014.06.14.teradokoro15.JPG
伍社宮とは違ってこちらは普通に台座にいる蹲踞型ですが、
使用されている石材は伍社宮同様に神宮寺石。
そして本体のデザインにもそこはかとなく北原柳太郎の特徴を見出すことが出来ます。

頭上、吽形が宝珠で阿形が角という組み合わせも柳太郎作品の特徴。
2014.06.14.teradokoro10.JPG2014.06.14.teradokoro11.JPG

あと胴体の炎立つような模様も柳太郎の狛犬の特徴で、
他の作品でもよく見かける部分です。
2014.06.14.teradokoro20.JPG2014.06.14.teradokoro21.JPG

そして台座ですが、一面に奉献の文字が刻まれています。
傍らに揮毫した人名。
「為明治三十七八年戦捷紀念 正三位大勲位功一級 伯爵東郷平八郎書」
2014.06.14.teradokoro35.JPG
明治日本海軍の大元帥の揮毫ですが、
日露戦争直後とあれば日本でもっとも有名な人物のひとりだったでしょう。
きっとあちこちから揮毫の依頼を受けたりしたのではないでしょうか。

その揮毫ですが、以前にエントリーした同市内及木地区にある伍社宮。
こちらの立派な獅子山も北原柳太郎の作品であり、
そしてのその山の銘板に刻まれた奉献の文字も東郷平八郎の揮毫です。
goshagu1.JPG(←伍社宮の獅子山にある銘板)

よく見比べると文字が瓜二つ。
同じオリジナルの書から採ったものと容易に想像が付くのですが、
伍社宮とこの諏訪松尾神社の神社同士の繋がりを考えるより、
同一作者である北原柳太郎氏が東郷平八郎の揮毫を入手していたと
考えるのが妥当ではないかと思います。
制作年も両社の狛犬とも明治41年と同じですしね。

実際のところはどうなのか、まだ詳細に調査したわけではないので、
今後伍社宮の獅子山の所縁とセットで検証して行きたいと思います。
2014.06.14.teradokoro16.JPG2014.06.14.teradokoro17.JPG

で、この狛犬の台座にはさらに「常盤橋共一式」という文字も刻まれています。

こちらがその常盤橋。
2014.06.14.teradokoro26.JPG2014.06.14.teradokoro27.JPG
拝殿前の水路にかかる橋ですが、
おそらくこれも北原柳太郎作ということであり、同年に奉献されたものなのでしょう。

欄干に袖がついていて装飾が施されています。

橋のかかっている水路は、取材時には水がありませんでしたが、
拝殿を守るように堀として設けられているようで、
氏子総代に話を伺ったところ、祭典の折には通水するのだそうです。

社務所。
2014.06.14.teradokoro25.JPG

拝殿。
2014.06.14.teradokoro29.JPG

拝殿脇の摂社(天満宮、八王子社、若宮社)。
2014.06.14.teradokoro28.JPG

本殿は覆い屋のなか。
2014.06.14.teradokoro30.JPG

前エントリーでも同じことを記しましたが、
同社は村境(現在の寺所地区と隣の踏入地区の境)にあり、
社殿の裏手からは畦道のすぐ向こう側に隣村の踏入八幡宮が鎮座しています。
2014.06.14.teradokoro32.JPG

境内はとくべつ広いわけではないですが、
幹線道路から少し入り込んだ場所にあるためとても静かで、
また道祖神をはじめとする石造物や石碑などもしっかり整備されており、
氏子さんたちの気持ちがよく伝わってきました。
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2014.06.14.teradokoro24.JPG

そして自分にとって3対目の北原柳太郎作品を拝むことが出来たのが、
何より嬉しく思えた神社でした。
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(撮影日:2014年6月14日)


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村境に鎮座する鎮守神 [狛犬・寺社(安曇野市)]

長野県安曇野市豊科南穂高、踏入の八幡宮。
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長野道安曇野インターを出て県道310号線を北進。
安曇野インター北交差点を左折、すぐの寺所東交差点を右折、
踏入集落に入り込み、道をくねくねと走るとそのうち境内に到着。
外部の者には分かりづらい場所にあるのは確かです。

鳥居は鉄板で巻き込まれていました。
2014.06.14.fumiiri2.JPG

二十三夜塔。
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舞台庫。
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御大典記念碑。
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千度石。
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建て直されたばかりであろう、真新しい拝殿と社務所。
2014.06.14.fumiiri8.JPG2014.06.14.fumiiri9.JPG

一間社流造の本殿は古いままのようです。
2014.06.14.fumiiri11.JPG

境内社と御嶽山大権現。
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同社は踏入集落の南端にあって隣の寺所地区との境界に立地しています。
一方、その寺所の産土神である諏訪松尾神社は地区の北端に位置しており、
この踏入八幡宮と村境を挟んで対峙しているような感じになっています。
2014.06.14.fumiiri12.JPG
二村の御神域を、田んぼの畦道を歩いて行き来出来るこの不思議な感覚。

狛犬は居ませんでしたが、こじんまりしてキレイに整備された神社でした。
2014.06.14.fumiiri6.JPG

(撮影日:2014年6月14日)


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昔ながらの水路が懐かしい神社 [狛犬・寺社(安曇野市)]

長野県安曇野市三郷温、長尾地区の諏訪神社。
2014.05.11.suwa2.JPG
市内を縦断する広域農道、上長尾交差点より西へ入ってすぐの場所に鎮座しています。
田園地帯に鎮守の森がマッチ。(画像手前は地域の保育園)
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鳥居に掛けられている扁額の装飾が凝ってますね。
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下社の御神紋である明神梶が縁にぐるりと彫られているのが印象的です。

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石碑が並ぶ境内には石橋がかかり、
かわいいせせらぎが見られます。
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石積みなども一切なく、昔ながらの小川の雰囲気がいいですね。

社務所。
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拝殿。
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本殿。
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境内社。
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狛犬は拝殿前に一対。
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ごくノーマルな岡崎現代型。
台座がやたらと高いですね。
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見慣れた顔であり普及型のスタイルですが、
いまどきの海外生産品ではないでしょう。
しっかりと彫られている感じがします。

神社自体はとても静かな環境で、かなり広い神苑でした。
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(撮影日:2014年5月11日)


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映画「神様のカルテ」に出演(?)した狛犬 [狛犬・寺社(安曇野市)]

長野県安曇野市三郷明盛、三柱神社。
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安曇野市誕生前、三郷村だった頃の村役場だった建物の北西裏手に鎮座しています。
同社のある二木地区と、隣接地区の一日市場の産土神で、
例祭で挽き回される祭りの屋台は市の有形文化財となっています。

また三柱神社といえば、近年は映画「神様のカルテ」撮影ロケ地として名が挙がり、
松本市内の他のロケ地と合わせてロケ地巡りで訪れる人も居る様子です。
原作では前々エントリー記事にアップした深志神社が舞台になっているのですが、
映画では大人の事情で深志神社ではなく、安曇野市の同社が採用された訳でして。
(実際のところ、深志神社は朱塗りの社殿など印象が明るすぎて
映画のシーンのイメージにそぐわないといったところが真実らしいです。)

2014.05.10.mihashira2.JPG
立て札まで用意されていました。
書かれている日付は一作目のもの。
その後平成25年2月16日にも二作目の撮影に入っていて、
氷点下15度近くに下がった早朝から夕方までめいっぱい、
凍える寒さの中で撮影されましたとさ。

さて、境内。
鳥居をくぐると石灯籠が立ち並ぶ参道がいい感じで続きます。
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小さな石橋を渡ってすぐ、狛犬が一対。
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明治27(1894)年9月19日建立。
石工:松本町 久保田魚太郎。
(“魚”かどうかは少々判読難しく自信ないです)

猫足風の足座(?)に直接座る蹲踞型の子達ですが、
ベースは定型石ではなく乱組みした台座となっています。

画像では分かりませんが、足座部分は下部の4点支持部分がフラットに安定しておらず、
力を掛けるとカタコトと動いてしまいます。
少し大きな地震がくるとちょっと怖いですね。
2014.05.10.mihashira17.JPG2014.05.10.mihashira18.JPG
デザインは恐竜顔の凛々しい表情です。
2014.05.10.mihashira19.JPG2014.05.10.mihashira20.JPG
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阿形は牡丹の花を前脚で押さえる珍しいスタイル。

安曇野は江戸期の作品が数少なく、明治中期までのものは
比較的古い制作年に分類されます。
これといって奇抜なデザインではないですが、
台座の作りや足座の様子、牡丹の花など、
見どころはけっこうあっていい作品だと思いました。
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静かでのんびりした空気感のある境内の様子。

社務所。
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拝殿。
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本殿。
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この子達は拝殿の屋根の上で逆さ踊りをしている狛犬。
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老木で下部だけ残った樹齢700年相当のハリギリの幹。
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源義光と豊原時秋像。
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この二人の所縁の説明は面倒なので、興味ある方は検索してみて下さいw

そして摂社の八王子社。
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役場の建物近くにありながらも、田舎のこととて、とても静かな環境の神社。
神様のカルテの世界観にマッチする境内の雰囲気はいつでも堪能できます。
狛犬もスクリーンの片隅に映り込んでいるので、神社のシーンでは探してみて下さい。
2014.05.10.mihashira27.JPG

(撮影日:2014年5月10日)











(撮影日:2014年5月10日)

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神宮の御厨に創建された神明宮 [狛犬・寺社(安曇野市)]

安曇野市穂高、矢原の矢原神明宮。
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高速長野道安曇野インターを下りた車が穂高方面に走ってくると、
柏矢町交差点にて国道147号線とぶつかりますが、
その少し東手前から北へ折れた場所に鎮座しています。

取材はもう2年半くらい前ですが、
それからとくに変化があったようにも見えないので、
画像はその当時のままで使用しています。

すぐ近所が複合店舗群やロードサイド店の集中するエリアでありながら、
境内一帯は非常に静かで落ち着いた雰囲気に包まれています。

ご祭神はもちろん天照皇大神。
創建年は不明ですが、由緒書きによれば古代に遡ると
この地は皇大神宮の御厨として成立していたとのことで、
その重要な神領の拠点としての意味を持っていたのでしょう。
詳細は境内の由緒書きをどうぞ↓
2011.11.02.yabara.2.JPG

境内入口にはなぜか鳥居がなく、地元でも珍しがられています。

余談ですが、じつは同社はTVドラマのロケに使用された実績がありまして、
「電池が切れるまで」(2004)という連ドラの一シーンでしたが、
安曇野市内にある県立こども病院を舞台にした作品で、
ご存知&ご記憶のある方も多いと思います。
そのなかで、病院を抜け出した女の子(役:成海璃子)を大人たちが探し回る中、
主人公である院内学級の女教師(役:財前直見)が同社の神楽殿に倒れていた
女の子を発見するというシーンだったわけですが。
2011.11.02.yabara.3.JPG
作中では“矢原神社”と表現されていました。
神明宮というのは、やはりドラマでは使いづらい言葉なんでしょうかね。

話が逸れました。

拝殿。
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その正面上部には、養蚕組合が奉納した繭玉の額が見えます。
2011.11.02.yabara.5.JPG2011.11.02.yabara.6.JPG
大正11年および12年。
地域がいかに養蚕によって支えられていたかが分かりますね。

拝殿内部は少々埃っぽさがあり、随神像も据えられているのですが、
こちらもまたけっこうくたびれた感じで、ちょっと残念です。
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拝殿中央は吹き抜けており、奥に二柱の本殿が見えます。

本殿。
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天照皇大神は画像奥側の神明造のほう。
手前の流造は白山姫大神で、明治10年に合祀されたそうです。

拝殿向かって右側に隣接して道祖神が祀られていました。
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覆い屋で守られており、地域住民の道祖神に対する愛情が伺えます。

矢原地区には他にも道祖神が幾つか存在し、
なかには彩色されたものなどあって、観光で訪れた人にも人気があります。

田園集落散策の拠点にも最適な神明宮は、心地よい場所でした。
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PS.
狛犬たちは居ませんでした。

(撮影日:2011年11月2日)


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屋敷林と一体化する鎮守の森 [狛犬・寺社(安曇野市)]

安曇野市豊科南穂高、重柳の八幡宮。
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重柳地区は安曇野の伝統的な集落景観である屋敷林と本棟造の民家が集中した集落で、
八幡宮はそんな集落景観の中心部に位置しています。
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同社の例大祭では御船が出ますが、
安曇野の御船のなかでもかなり大型のものだそうです。
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ご祭神:誉田別尊
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社号標。
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石尊大権現と御嶽大権現。
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拝殿と本殿。
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一間社流造の本殿は、地元の老人の話によると
穂高神社の本殿払い下げだとのこと。
式年遷宮で20年おきに取り払われる古い本殿は、
安曇野各地の神社へ払い下げられるのが慣例となっています。

ここ重柳の八幡宮に現在建つ本殿もそうだというのですが、
町の資料にはそうした記述がないんですよね。
他の神社で払い下げられている場合はきちんと記載があるのですが。

さらに件の老人が語るには、この八幡宮はもとは神明宮だったとのこと。
いつの頃にか八幡宮に転じたという話なのですが、
ご祭神が変わることはありえる話としても、
その裏づけが取れないことがどうにも胡散臭い。

重柳は地区の端を流れる万水川によって穂高の矢原地区と隣り合っているのですが、
その矢原集落の産土神が神明宮です。
なにか関連があるのか否か、よく分かりませんが。。。

神社そのものはこじんまりとしていて、狛犬は居ませんでしたが、
とてもきれいに整備されていて、氏子さんたちの神社に対する思いが伝わってくるような
清々しい気持ちにさせられる境内でした。
2011.10.11.shigeyanagi8.JPG

(撮影日:2011年10月11日)


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