So-net無料ブログ作成

湯田中温泉裏路地に立つ火の見やぐら [火の見櫓(下高井郡)]

長野県下高井郡山ノ内町平穏、湯田中温泉裏路地の一角に立つ火の見やぐら。
20150504yudanakaku1.JPG
老舗の温泉旅館が建ち並ぶ温泉街のメインストリートの中ほどから
一本北側の路地へ入った先に立っています。

デザインは4脚柱の整った立ち姿。
20150504yudanakaku2.JPG
20150504yudanakaku3.JPG
蕨手の付いた八角形の屋根に丸型の見張り台。
半鐘が装備されていますが、途中の四角形踊り場にも別の半鐘が備わっています。

脚部の正面側はアーチで、アーチトップに銘板が装着されています。
20150504yudanakaku4.JPG
20150504yudanakaku5.JPG
「湯田中分団
 昭和30年12月
 施工者 畔上鉄工所」

地面からひとつめの踊り場まで固定された梯子はなく、
側面に木製の梯子が立てかけてありましたが、
やぐらの脚部の一本に足掛けフックも装備されていました。

一段目のブレースはリング式ターンバックルを使用しているものの、
それより上部では山形鋼を用いて交叉部はプレートで固定してあります。

他のサイト情報や現時点(2015年8月現在)のグーグルマップによれば
もともと同じ敷地に消防団詰所があったようなのですが、
自分が取材に出向いた時には敷地にあった建物は解体されてなくなっていました。
詰所が解体されても火の見やぐらを一緒に取り壊すことはなかったようです。
まだいろいろ活用の道があると考えられているのかどうかは分かりませんが、
ひとまずそのまま残されているのは嬉しいことです。
20150504yudanakaku6.JPG

(取材日:2015年5月4日)



コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:地域

湯田中渋温泉郷の片隅に立つ火の見やぐら [火の見櫓(下高井郡)]

長野県下高井郡山ノ内町平穏、弥勒集会所近くに立つ火の見やぐら。
20150504miroku1.JPG
やぐらといっても電柱に使われるコンクリート柱に鋼製の梯子を取り付け、
頂部には半円形の見張り台が設置されています。
20150504miroku2.JPG
20150504miroku3.JPG
まあ、かなり近年になってからの建設だったでしょうから、
見張り台というより半鐘を安全に叩くための足場という程度でしょうけれど。

脚部の梯子取り付き部には進入禁止のイエローテープを巻きつけ、
悪戯で上ろうとする者を抑止しています。
20150504miroku4.JPG

消防団の人たちは今でも半鐘を使用しているのでしょうかね?

湯田中渋温泉郷は志賀高原の入口にある有名な温泉地。
このやぐらの立つ場所は中心街から少し離れていますが、
街区にはほかにも何基か火の見やぐらが立っていて、
木造家屋の密集する古い温泉街を見守り続けてきた様子を見ることが出来ました。
このあとのエントリーでその一部を紹介します。
20150504miroku5.JPG

(取材日:2015年5月4日)



コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:地域

動く鉄と動かぬ鉄 [火の見櫓(大町市)]

仕事で大町市の合同庁舎に用事があり、帰りがけに近所のコンビニに立ち寄ると
そのコンビニの駐車場から望む景色の彼方に一本の火の見やぐらの姿を発見。
20150731oomachi1.JPG
拡大↓。
20150731oomachi2.JPG

大町市内の火の見やぐらはかなりの数を認知しているつもりでしたが、
市街地の一角に立つこの子は洩れていました。

近付くと消防団詰所の片隅の小さなスペースに立地。
20150731oomachi3.JPG
20150731oomachi4.JPG
三脚柱、六角屋根+六角見張り台の構成。
ハシゴは脚部の外側で見張り台無し。

20150731oomachi5.JPG
半鐘は残念ながらすでに撤去されており、
屋根をはじめ塗装もかなり剥げて来ており、寂しい印象ですね。
20150731oomachi6.JPG
20150731oomachi7.JPG
20150731oomachi8.JPG

ところでこの火の見やぐらの立地ですが、すぐ東側をJR大糸線が走っていて、
いわゆる“鉄のツーショット”を拝むことが出来ます。

これ、以前(たぶん去年だったか?)にU1教授がそのブログにて
火の見やぐらと鉄道(列車)のツーショット画像を掲載して
「動く鉄と動かぬ鉄」のような内容で記事にしていたことがあり、
鉄&鉄を何箇所か紹介していたと記憶しているのですが、
この大町のやぐらがその一枚だったかどうかは記憶不鮮明。
とりあえず、U1教授にならって一枚撮影してみました。
20150731oomachi9.JPG
たまたま発見した火の見やぐらがたまたま鉄道路線のすぐ傍で、
たまたま訪れた時間に走ってきた列車が特急あずさだったという。
連写で撮った割にはあまりいい写真ではないですが、とりあえず一枚。

動く列車の写真をキレイに撮影する鉄道マニアの人は大勢いますが、
背景まで含めて上手に撮るのはけっこう難しいですね。
修行が必要です。

(取材日:2015年7月31日)



コメント(2)  トラックバック(0) 
共通テーマ:地域

取り残された火の見やぐらの台柱、続報 [火の見櫓(安曇野市)]

今年の1月にエントリーした記事、「取り残された火の見やぐらの台柱」。
かつて火の見やぐらの脚部を固定するために用いられた石の柱が、
3本あったうち1本のみとなってしまっていた、というような話でした。
img113.jpg150806koujindou4.JPG
上の写真左が台柱撤去ビフォア、右はアフター。

道路工事かなにかの影響で撤去されたのであろう2本は
工事業者がそのまま持ち出して処分してしまったのだろうと推測していたのです、、、が。

じつは今日、ひょんなことから残りの2本を見つけてしまいまして。
それが、こちら。
150806koujindou1.JPG
お分かりいただけただろうか?(←なぜか心霊特番ナレーション風w)

ここは同じ市内の同じ地区内、牧地区荒神堂集会所。
その門柱としてなんと再利用されていたのでした。

集会所はもとあった場所から西へ150メートルほど行った目と鼻の先。
しょっちゅう通っている道なのに、ぜんぜん気づきませんでした。

片方の柱には、たしかに“穂高町消防団”の文字が。
もう片方にはもともとなにも刻まれていなかったようです。
150806koujindou2.JPG150806koujindou3.JPG

もともとあった場所よりもいくらか高めに据えられている様子です。
火の見やぐらの台柱としてならある程度の深さが必要であったでしょうが、
門柱で支えるものがなく、倒壊の心配がない程度に埋設は浅く出来るでしょうから、
門柱らしくなるべく背を高く立派に据えたのかもしれません。

火の見ヤグラーとしては元の場所に3本並んで立っているのが理想でありますが、
必要から単純に撤去処分にしてしまわず、このように地域の集会所の門柱として
再活用をしてくれているのも、これはこれでほっこりします。

御影石を門柱に使用した施設や民家は安曇野に数多く存在しますが、
火の見やぐらを支えていた柱を利用したというのはなかなかないでしょう。
ただの門柱としてではなく、地域防災、地域づくりのシンボルタワーでもあった
火の見やぐらの存在を後世に伝える遺構として、大切に残されて欲しいものです。

(取材日:2015年8月6日)



コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:地域

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。

×

この広告は1年以上新しい記事の更新がないブログに表示されております。