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岡崎現代型を模倣するとこうなる? [狛犬・寺社(松本市)]

長野県松本市梓川倭、大和神社。
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安曇野の広域農道にもあたる県道48号沿い、
梓川の倭交差点より少し南に下ったところに鎮座しています。
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境内はさほど大きくなく、国道際に立つ鳥居をくぐると、
すぐに参道が90度曲がり、すぐに拝殿へとたどり着きます。
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同社は招魂社であるらしく、
拝殿正面には英霊の神霊名の記された額が掲示され、
拝殿下には招魂殿の標柱が所在無さげに置かれています。
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本殿は覆い屋に覆われていて、
小規模ながらもしっかりした神明造です。
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狛犬は拝殿前に一対。
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建立年も石工名も不明ですが、
石材店の名前は刻まれていました。
しかも、阿形が永田石材店、吽形が上條石材店。
一体ずつ、ふたつの石材屋さんが共同制作したということなのでしょうか。
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デザインはフリーで制作したと思うのですが、
全体のイメージがどことなく岡崎現代型に近いものがありまして。
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表情はともかく、立ち尾のくねくね感がそのまんまですし、
吽形の子獅子と阿形の玉の押さえ方や雰囲気も岡崎を想像させますね。
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っていうか、ホントに岡崎産の狛犬を“輸入”した可能性もなくはないですが、
本場岡崎の石工が制作したものとすればどうしても稚拙な印象を拭えません。
細部のデザインが阿吽でまったく異なる部分が幾つか見られる点も
複数の石屋が関わったとじゅうぶん考えられる要因です。
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ただし、背中側から見ると分かりやすいのですが、
上体がいくらか前傾(参道入口の方向へ)しています。
原石からの取り合いをきちんと考えていないとうまくまとまらないので、
この点はしっかりと作られているのかなという感じがします。

松本の石材店のオリジナルということであれば、
もしかすると初めて制作したものであったのかもしれませんね。
仮に岡崎現代型を模倣したとすれば大正末期~昭和初期にかけて
ではなかろうかと推測しますが、はてさて。

小さな神社ですが、個性的なのか画一的なのかよく分からない
不思議な狛犬と出会うことが出来たのが印象的でした。

(撮影日:2014年5月27日)


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