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紀伊国一ノ宮・・・の、うちの一社 [狛犬・寺社(和歌山県)]

和歌山市伊太祈曽、伊太祁曽神社。
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日前宮、竈山神社と並んで和歌山の三社参りの一社。
普通は初詣としての三社参りであると思うのですが、
今回は時間の都合と元日の人出を考慮して、
他の二社と共に大晦日にフライング参拝した次第。

竈山神社から真東に直線距離にして4キロちょっと。
超ローカルな和歌山電鉄貴志川線に乗っていった場合、
伊太祁曽駅にて下車、そのまま南へ徒歩5分ほどの距離にあります。

一の鳥居。
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木製の立派な社号標の揮毫は神社本庁統理の徳川宗敬氏。
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平成16年に建立された社号標で、徳川氏は平成元年に逝去されていますので、
これは再建立ということになるのでしょうかね?

参道入口に立つ由緒書き。
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旧社格は官幣中社で、現在は別表神社。
主祭神:五十猛命(いたけるのみこと)
配祀神:大屋都比賣命(おおやつひめのみこと)、都麻津比賣命(つまつひめのみこと)
三柱とも、スサノオノミコトの子にあたり、木の神として信仰されているとのこと。
紀州木の国とは古来より言われることですが、この紀州の祖神として
崇められていると由緒書きは記しています。

創建は不明。
もとは現在の日前宮の場所に鎮座していたらしく、
垂仁天皇16年に彼の地へ日前神・国懸神が祀られることになったため、同社は
現在地近くの「亥の社」に遷座し、和銅6年(713年)に現在地に再遷座したということです。

紀伊国≒現在の和歌山県には所謂一ノ宮と呼ばれる神社は三社あります。
前々エントリーの日前宮
伊都郡かつらぎ町の丹生都比売神社
そしてこの伊太祁曽神社。

一宮といってもその国で唯一の存在かというと
必ずしもそうでないのが日本史の面白いところ。
その成立の背景などはあれやこれやと意見があるようですが、
日前宮に境内地を譲った経緯なども興味深いところ。
その辺も両社が一宮を称する背景としてなにかしら絡みがあるのかもしれませんね。

参道とその脇に立つ摂社。
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櫛岩間戸神社。

参道は北から南進しているため、途中で参道を折れる形で西に向かいます。
本殿は西に座して東面しています。

二の鳥居とその前の狛犬一対。
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昭和7年(1932)夏、建立。
石匠:那賀郡岩出町 宮本新蔵
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凛々しい浪速狛犬ですね。
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前足の肩口(?)あたりにみられる筋肉の程よい隆起が気に入りました(^^)

朱塗り欄干の神橋を渡った先、左手に社務所。
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享和元年の銘がある古井戸。
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正面石段を上がると中門があり、その先に本殿がありました。
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拝殿の内側に、一対狛犬が奉納されていました。
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古社の風格とアンバランスな印象も(^^;;

本殿は少し見えづらかったです。
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境内社の気生神社。
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近年に新しくされたようですね。

同じく蛭子神社。
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内部は氏子地域内の22柱の神様が合祀されています。

蛭子神社前の、霊石おさる石。
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猿の顔に見えることからそう名づけられたそうな。
その昔、本殿に参拝する前にこの石に手を当てて心を静めたとされ、
現代では首より上の病に霊験あらたかとのこと。
でも頭がよくなるかというとそれは違うでしょうね(^^)

拝殿前を抜け、神苑南側から切通しで抜け道があり、
その先にある御井社に向かいます。
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ご祭神は彌都波能売神、御井神。
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古くから命の水として親しまれてきた本殿前の井戸は絶えることがなく、
病気の人には元気を取り戻す霊力があると伝えられているそうです。

南神苑の小高い丘の上には祇園神社。
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社殿は平成23年に新しくされたばかり。
祭神は名前から判る通り、同社の主祭神である五十猛命の父神、須佐男命。
天照皇大神、埴安比賣命も祀られており、付近にあった祇園社四社も
明治42年に神社合祀令によって合祀されています。

この祇園社の近くに磐(いわくら)が。
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出雲との縁を現すひとつですね。

伊太祁曽神社、一宮に相応しい素敵な空間でした。
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(撮影日:2013年12月31日)


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