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安政5年の稲荷狐 [狛犬・寺社(飯田市)]

飯田市愛宕町、愛宕稲荷神社。
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狛犬は居ないのですが、安政5年の狐さんがいるということなので、
予定を組んで訪ねてみました。

飯田市市街地、国道256号三州街道の国合同庁舎前交差点より東に入ると、
突き当たりに境内入口があります。

社殿は回り込む形になるので、表参道がこちらであるのかは分かりません。
社殿正面側(東側)には石段があり、こちらが正式な参道になるのかもしれませんね。
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長野県神社庁HPによると、同社の創建は文治年間、
飯坂城主坂西由政が伏見稲荷より勧請し、知久町南端に奉祀したのが始まりとのこと。
文禄年間、飯田城主京極高知が城下の掛道を整理する際、
飯坂城跡で当時愛宕山地蔵寺の境内であった当地へ奉遷。
その時から「愛宕稲荷神社」と称するようになったとのことです。
その後、明治44年に境内に祀られていた愛宕社を合祀しました。

境内社。
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市天然記念物に指定されているエドヒガンザクラの古木。
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本殿は屋根だけ。
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幾つかの鳥居をくぐった先、肝心の狐さんは拝殿前に居ました。
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安政5年午5月吉日建立。
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いかにも狐らしい狐の表情。
阿形のほうは出っ歯が特徴ですね。

狐というのは狛犬と違ってデザインがリアルなのが普通で、
ここの子達も例に漏れずリアルなんですが、
それでも後姿を見るとプロポーションが微妙なのが分かりますね。
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同社にはこの子達とは別に拝殿脇にもう一対の狐たちが居ました。
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こちらは昭和5(1930)庚午年7月建立。
石工:布施菊三郎。
この石工名は飯田界隈の狛犬はじめ石造物ではよく名が出てくるようです。

飯田市というのは段丘が大きくて崖地が多い土地なのは以前から知っていますが、
ここ愛宕神社はその段丘の上にあって、境内からは“対岸”がよく見通せます。
2014.05.04.atago18.JPG
町全体が坂の町の様相なのですが、坂のある町が好きなものとしては
飯田の市街地もゆっくりと歩いて巡ってみたいところだと改めて思いました。

(撮影日:2014年5月4日)


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