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神宮の御厨に創建された神明宮 [狛犬・寺社(安曇野市)]

安曇野市穂高、矢原の矢原神明宮。
2011.11.02.yabara.1.JPG
高速長野道安曇野インターを下りた車が穂高方面に走ってくると、
柏矢町交差点にて国道147号線とぶつかりますが、
その少し東手前から北へ折れた場所に鎮座しています。

取材はもう2年半くらい前ですが、
それからとくに変化があったようにも見えないので、
画像はその当時のままで使用しています。

すぐ近所が複合店舗群やロードサイド店の集中するエリアでありながら、
境内一帯は非常に静かで落ち着いた雰囲気に包まれています。

ご祭神はもちろん天照皇大神。
創建年は不明ですが、由緒書きによれば古代に遡ると
この地は皇大神宮の御厨として成立していたとのことで、
その重要な神領の拠点としての意味を持っていたのでしょう。
詳細は境内の由緒書きをどうぞ↓
2011.11.02.yabara.2.JPG

境内入口にはなぜか鳥居がなく、地元でも珍しがられています。

余談ですが、じつは同社はTVドラマのロケに使用された実績がありまして、
「電池が切れるまで」(2004)という連ドラの一シーンでしたが、
安曇野市内にある県立こども病院を舞台にした作品で、
ご存知&ご記憶のある方も多いと思います。
そのなかで、病院を抜け出した女の子(役:成海璃子)を大人たちが探し回る中、
主人公である院内学級の女教師(役:財前直見)が同社の神楽殿に倒れていた
女の子を発見するというシーンだったわけですが。
2011.11.02.yabara.3.JPG
作中では“矢原神社”と表現されていました。
神明宮というのは、やはりドラマでは使いづらい言葉なんでしょうかね。

話が逸れました。

拝殿。
2011.11.02.yabara.4.JPG

その正面上部には、養蚕組合が奉納した繭玉の額が見えます。
2011.11.02.yabara.5.JPG2011.11.02.yabara.6.JPG
大正11年および12年。
地域がいかに養蚕によって支えられていたかが分かりますね。

拝殿内部は少々埃っぽさがあり、随神像も据えられているのですが、
こちらもまたけっこうくたびれた感じで、ちょっと残念です。
2011.11.02.yabara.9.JPG2011.11.02.yabara.8.JPG
2011.11.02.yabara.7.JPG
拝殿中央は吹き抜けており、奥に二柱の本殿が見えます。

本殿。
2011.11.02.yabara.10.JPG
2011.11.02.yabara.11.JPG

天照皇大神は画像奥側の神明造のほう。
手前の流造は白山姫大神で、明治10年に合祀されたそうです。

拝殿向かって右側に隣接して道祖神が祀られていました。
2011.11.02.yabara.12.JPG
2011.11.02.yabara.13.JPG
覆い屋で守られており、地域住民の道祖神に対する愛情が伺えます。

矢原地区には他にも道祖神が幾つか存在し、
なかには彩色されたものなどあって、観光で訪れた人にも人気があります。

田園集落散策の拠点にも最適な神明宮は、心地よい場所でした。
2011.11.02.yabara.14.JPG

PS.
狛犬たちは居ませんでした。

(撮影日:2011年11月2日)


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