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紫頭巾な狛犬 [狛犬・寺社(青森県)]

弘前市十面沢、巌鬼山神社。
2013.08.15.gankisan1.JPG
弘前市街方面から県道31号を北上。
十面沢の集落を抜けると案内看板があり、
山の中の道をしばらく西進すると目の前が開け、神社の鳥居が目に入ってきます。

近くに民家もありますが、基本的には人里はなれた山奥の神社といった様子。
境内を囲う森は杉などの巨木が鬱蒼と茂っていて、いい雰囲気です。

ご祭神は大山祇神。

由緒は以下の通り。
『延暦15年(796) 岩木山頂の奥宮に対して下居宮として鎮座したのが始まりと言われている。
本尊観世音菩薩は大同2年(807) 坂上田村麻呂が勧請したとも伝えられている。
当社より山頂に参詣する者怪異の難に合う者が多く、 近江国の花輪其が勅宣を奉じて
越前敦賀より来て、 山中に篭居して山神に祈願したところ神託があり、
百の沢を越えた所に社殿を建立せよとの事、 そうしたところ災難が無かったと言われている。
寛治5年(1091) 現在の岩木山神社と言う。 当社は文安5年(1446) 山火事にて焼失、
寛正4年(1463) 長見孫太夫によって再建された。 慶長2年(1597) 津軽為信が
巌鬼山観音院を修復したが、 再び元禄元年(1688) 焼失同4年四代藩主信政が建立、
明治以前まで御本尊十一面観音を奉り巌鬼山西方寺観音院十腰内観音堂と言われていた。』
(青森県神社庁HPより)

またまた坂上田村麻呂の登場です(^^;;
このひとはいったい幾つの神社を建立もしくは関与したのでしょうね?

一の鳥居。
2013.08.15.gankisan2.JPG
参道は長く、両脇の木立が神聖な空気を醸し出しています。
2013.08.15.gankisan3.JPG

二の鳥居、三の鳥居、四の鳥居と、立て続けに続きまして、
2013.08.15.gankisan4.JPG

拝殿。
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寄棟の本殿は青森県宝指定。
2013.08.15.gankisan6.JPG
もとは仏からスタートした神社ということもあってか、
本殿は小仏堂から神社に転じた典型的な建物とされています。

じつは本殿前に狛犬が一対居たのだけれど、
現地に出向いた時にうっかり失念。
忘れていても本殿前まで足を運ぶべきでした。
あぁ、これで再訪の必要な津軽の神社がまたひとつ。。。

境内にある龍神社。
2013.08.15.gankisan7.JPG

ご神木の大杉。
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青森県の天然記念物指定。
推定樹齢なんと1000年以上、樹高は41メートルを超えるそうです。
たしかに相当バックしないとカメラにもワンフレームでは納まりません。

参道に戻って、、、

招魂碑。
2013.08.15.gankisan10.JPG
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鳩は武神の八幡宮の神使として制作されることはありますが、
ここでは平和の象徴としてのハトということで。

御神馬は、こちらでは一体のみ。
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そして、狛犬です。

一対目。
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平成8年(1996年)8月17日建立。
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彫りは淡白な感じですけど、構えたところからの
あまり獅子っぽくはない顔つきが特徴的ですね。
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両方とも口が半開きのような感じで、阿吽にはなってない感じですね。

すぐ背後に二対目。
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昭和9年(1997)旧7月17日建立。
ハッキリしないですが、阿吽が左右反対ですかね。
2013.08.15.gankisan21.JPG2013.08.15.gankisan22.JPG
にしても向かって左(阿形?)は玉取りなんですが、
玉が重過ぎる(!)せいか台座にめり込んでいますねw(^^)

三対目。
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建立年は不明です。
小ぶりで、はじめちゃんタイプですね。
2013.08.15.gankisan25.JPG2013.08.15.gankisan26.JPG
狛犬・獅子というより犬もしくは狐といった風貌。
これもまたハッキリしませんが、阿吽が通常と左右が反対のような感じです。

首に鈴をぶら下げて、向かって右(吽形?)は紫頭巾を被っています。
2013.08.15.gankisan29.JPG2013.08.15.gankisan30.JPG
以前は左側の子も頭巾を被っていたり、
はたまた毛糸の帽子を(左右ともに)被っていた時期もあったようですが、
今は右側だけが水戸黄門のような頭巾になっちゃってますね。

そしてそれぞれ足元にあるものなんですが、、、これ、なんでしょうね?
2013.08.15.gankisan27.JPG2013.08.15.gankisan28.JPG
駒?(狛なだけにww)、それとも石臼のようなもの?

いづれにしても、独創性溢れる子達ですね。
年代が分からないのが残念です。

(撮影日:2013年8月15日)


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