So-net無料ブログ作成

津軽の越前笏谷石狛犬(多賀神社編) [狛犬・寺社(青森県)]

弘前市桜庭字外山の多賀神社。
2013.08.15.taga1.JPG
弘前市街より西、岩木山より南といった位置関係の、
桜庭地区の山麓に鎮座する神社です。

緑豊かな田舎の道をドライブしていると、のどかな田舎の集落に到着。
とくに駐車場もなにもないので、近所の人たちの迷惑にならないよう気をつけつつ
道端に車を寄せて駐車してから参拝。

参道が始まる場所に一の鳥居が立っていますが、
その傍らに小屋が在り、水汲み場が用意されています。
2013.08.15.taga24.JPG
清水観音水と呼ばれており、入口の由緒書きによれば、
昭和六十二年度県の名水のひとつとして認定されたものです。

ただし本当の水汲み場は観音堂脇の岩場から湧き出しており、
けっこうな石段と参道を登って行かなくてはいけないのですが、
それでもポリタンク幾つも抱えて水汲みに上がっている人が居ましたね。
自分はよく知らずに行ったのですが、きっと地元では有名な清水スポットなんでしょうね。

2013.08.15.taga2.JPG
2013.08.15.taga3.JPG
二の鳥居を通過し、しばらく参道の石段を上がっていくと、
まずはじめに神馬が一対で待ち構えています。
2013.08.15.taga4.JPG
2013.08.15.taga5.JPG2013.08.15.taga6.JPG
屋根がかけられていることもあってか、キレイに着飾ってもらってますね。

そしてさらに石段を登っていくと、、、
2013.08.15.taga7.JPG
居ました。
2013.08.15.taga8.JPG2013.08.15.taga9.JPG
越前の笏谷石狛犬。
2013.08.15.taga10.JPG2013.08.15.taga11.JPG
寛文4年(1664)卯月吉日建立。
阿吽ともに前足の側面に建立年が彫られているのが分かります。
2013.08.15.taga16.JPG
2013.08.15.taga12.JPG2013.08.15.taga13.JPG
越前笏谷石狛犬の特徴は、まず何より使用石材が越前産の笏谷石であること。
そして外観上の特徴としては、おかっぱ頭のような作りが比較的多いこと。
鬣(頭髪?)はストレートなままの場合もあるようですが、
ここのものは先端がカールしています。
笏谷石は青白い色合いが独特で印象的ですね。
2013.08.15.taga14.JPG2013.08.15.taga15.JPG
この狛犬は越前産の笏谷石によって制作されたもので、
日本海を往来する船によって運ばれて来たものと推測されています。
またこの狛犬には兄弟(??)が居て、
同タイプの同年生まれの子が同じ弘前市内に2対居ます。
熊野奥照神社と弘前八幡宮の2社ですが、こちらについては
後日のエントリー記事で登場する予定です。

さて、狛犬さんを通り過ぎて振り返ると、まあこんな感じ。
2013.08.15.taga17.JPG

そして目線を先に向けると、、、こんな舞台が突如として現れます。
2013.08.15.taga18.JPG

元観音堂であった現本殿。
2013.08.15.taga19.JPG
2013.08.15.taga20.JPG
2013.08.15.taga21.JPG

青森県神社庁HPの由緒書き、、、
『創立年月日は不詳なるも寺伝によれば、 大同二年 (八〇七) 坂上田村麿の創建とも云われており、
又天平三年 (七三一) 行基菩薩がこの地を巡錫し、 千手観音像を刻み、 大高森山の岩窟へ
安置したのにはじまると伝えられている。 岩屋観音の名もこれによるが、 安奉した時近くの老松に
牡丹のごとき白い花が咲いたので、 「花咲松の観音様」 と別称されたという。
歴代藩主は霊場護持に関心を持ち、 為信が建物を、 信牧は大鳥居、 信義が石段を寄進し、
信政は御本尊を高森山から現在地の桜庭に移遷している。
明治三年の神仏分離で御本尊の千手観音像は弘前市の陽光院へ移遷されるが、
今なお、三十三観音巡りの二番札所、また子年一代の守護神として、巡礼、参拝の人々が絶えない。』

一方、以下は現地の狛犬に関する由緒書きの一部にある解説より抜粋。
『慶長15年(1610)、当地の給主桜庭信光は亡父信正の為に桜庭山陽光院を開山したが、
津軽藩二代藩主信牧公の命によって現在の弘前市西茂森に移安させられた。
やがて万治元年四代信政公が観音像を旧地に祀り同三年(1660)京都清水の舞台を模して
高楼を建立した。』

本殿の脇に湧き出す清水観音水。
2013.08.15.taga23.JPG
2013.08.15.taga22.JPG
手のひらに掬って口に含んだ水は、暑さを忘れるほどひんやりとして美味しかったです。

(撮影日:2013年8月15日)


より大きな地図で 狛犬を巡る火の見ヤグラーな日々 を表示
コメント(0)  トラックバック(0) 

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

Facebook コメント

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。

×

この広告は1年以上新しい記事の更新がないブログに表示されております。