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奥州津軽の霊地、猿賀神社 [狛犬・寺社(青森県)]

平川市猿賀、猿賀神社。
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境内は猿賀公園の一角をなしており、
純粋な境内地だけでもかなり広くてゆったりとした環境を持っています。
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一の鳥居。
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前エントリーで記事にした火の見櫓が傍に立っています。

鳥居の足元には橋の欄干が。
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もちろんオブジェでもなんでもなく、
昔はホントに川が流れていたそうでして。

長い表参道をひたすら歩き、振り返ると一の鳥居と大きな火の見櫓。
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そして参道途中に二の鳥居が道路の真ん中に出現。
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その鳥居をくぐると参道の両側に寺院が在りました。

左側、
猿賀山長命院神宮寺。
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右側、
猿賀山蓮乗院。
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もともと猿賀神社と同じ由緒を持ち、由緒によれば
桓武天皇の勅命により建立との説もあるそうで。
後になって神仏習合から深砂大権現(神蛇宮)と名乗り、
神宮寺も参道沿いに支院十二坊を持つ大規模なものでした。
江戸期には津軽藩の祈願所として石高を与えられていましたが、
明治の廃仏毀釈によって猿賀神社と改められ、神宮寺は廃寺。
支院のうち蓮乗院は存続を許されて後に現在の猿賀山蓮乗院となり、
同じく支院だった東光院も後年に復興を果たし、
現在の場所に長命院神宮寺と改称され存続することになりました。

と、神仏習合の様子をそこはかと垣間見つつ、参道をさらに歩んで行くと、
三の鳥居と傍らに立つ立派な建物の社務所。
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ここから本当の神社境内といったところ。
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境内を進むとすぐ参道両脇に狛犬たちが集団で鎮座しています。
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一番手前側のものはなぜか対ではなく吽形一体のみ。
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建立年は不明ですが、同地方ではよく見かける顔つきです。
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仲間たちが立派な台座が用意されていることを考えると、
なにかの事情で壊れてしまい、この吽形だけが生き残ったのかも。

そして、二対目。
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大正9年(1920)8月15日建立。
典型的な津軽半構え。
同社の例祭が旧暦8月15日とのことなので、
台座に刻まれていたこの子の建立月日も、
新暦(9月19日)ではなく旧暦のそれでしょうね。
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三対目。
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大正15年(1926)8月15日建立。
こちらは蹲踞。
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阿形は子取り、吽形は玉取りなんですが、
津軽では珍しいようです。
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母ちゃん(?)に甘えようとするかの様子の子獅子が可愛いですね。

四対目。
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昭和5年(1930)8月15日建立。
ひときわ高い台座の上で半構え。
図体もでかいですが、彫りはけっこう淡白な印象。
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3対+1体がずらっと居並ぶ様子は壮観ですが、
周辺の樹木と被ってしまっており、参拝者の目には
あまり映っていないかも。ちょっと残念な在り様です。

ようやく拝殿にたどり着きました。
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向拝の彫り物も立派。

本殿。
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ご祭神は上毛野君田道命(かみつけぬのきみたみちのみこと)。
相殿神は保食命。

拝殿前から脇参道を外へ向かうと二対の狛犬が居ます。
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脇参道とはいえ普通なら境内の外側へ顔を向けるものですが、
ここの二対は境内側へと向けられているので、
ここから出た先にある胸肩神社のための守護獣という位置づけなのでしょう。

手前側。
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明治28年(1895)8月15日建立。
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口ひげのある、愛嬌のある顔つきです。
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奥の側。
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明治44年(1911)8月15日建立。
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こちらのほうはスリムな体型で、顔つきも手前に比べて精悍です。

ここから石段を降りた先に鎮座する胸肩神社。
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その鳥居脇にも一対の狛犬たち。
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昭和34年(1959)旧7月15日建立。
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いかつい面構えですが、阿形の胸元から前脚のデザインがいまいち。

橋を渡ると蓮池に浮かぶ島に社殿が立っており、
海の神様らしい雰囲気があります。
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ご祭神は市杵嶋姫命。

が、雰囲気ある島の拝殿前に、さらに一対の狛犬が。
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平成元年旧8月15日建立。
最後の最後で岡崎現代型に出会うなんて、これは・・・(ry

(撮影日:2013年8月14日)


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