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里山にひっそり鎮まるお猿さま [狛犬・寺社(山梨県)]

昨年10月、カフェバロのミニミニ講座で狛犬に関する講座を開催したことは
以前のエントリー記事にあるとおり。
基本的にそれまでに取材した狛犬の画像を使用したわけですが、
それ以外の未取材の狛犬にも、どうしても仕込みたいネタがありまして
安曇野から日帰り可能な範囲で出張取材を何回か実施しました。

その一環として、10月16日に山梨方面に取材ドライブした内容を
遅ればせながら順次アップしたいと思います。


山梨県上野原市、上野原の佐田神社。
2012.10.16.sata1.JPG
中央道上野原インターから車で数分の場所にあるのですが、
とにかく場所が分かりづらいです。

おおよその場所は地図で見当がついていたのですが、
車道からの進入路がいったいどこなのか皆目分からず、
あっちこっちをウロウロしておよそ30分。
道路端に居た地元の人に話しかけて、ようやく進入路を確認。
畑か民家の入口にしか思えないような場所から、神社参道が続いていました。
2012.10.16.sata2.JPG
ご祭神など、由緒の諸々はまったく不明。
上述の住民に場所を尋ねたときに「猿田彦さま・・・」という言葉が混じっていました。
しかし実際の神社にある石灯籠には「山王大権現」の文字が見えます。
2012.10.16.sata12.JPG
下記の猿の存在とも考えると、どうやら日枝神社系の神社かもしれません。
(詳細情報を求む。。。)

というわけで、ここでは狛犬の代わりにお猿さんがお待ちかね。
2012.10.16.sata3.JPG2012.10.16.sata4.JPG

年代を感じさせる、古いお猿さんです。
ユニークなのは左右でスタイルが異なること。
参道側から社殿に向かって右側は前のめりの格好。
2012.10.16.sata13.JPG2012.10.16.sata7.JPG
左側は胡坐をかいたような座の格好。
2012.10.16.sata6.JPG2012.10.16.sata5.JPG

右側の背中には「□山王前」の文字。
2012.10.16.sata8.JPG
そして左側の背中は「享保十八年 友清建之 享和二年 新六再營之」とあります。
2012.10.16.sata9.JPG
享保18年=1733年、享和2年=1802年。

じつは社殿の左奥のほうに、
上述の右側のお猿と同じスタイルの猿さんが横たわっていました。
2012.10.16.sata10.JPG
破損していますが、もしかしたらこれは左側の胡坐の先代なのかもしれません。
もともと前のめり猿が左右一対で居たのが、何かの事情で破損してしまい、
再建したのが享和2年の胡坐猿ということなのかも。
2012.10.16.sata11.JPG
真偽のほどは不明ですが、いづれにしても年代的にもデザイン的にも
非常に貴重な存在であることは間違いなさそうです。
さんざん探し回った甲斐がありました。
甲斐の国なだけに・・・(ry

(撮影日:2012年10月16日)


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