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神社を飛び出した獅子像 [狛犬・寺社(福島県)]

福島県須賀川市にある須賀川牡丹園。
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江戸時代中期に薬用の牡丹栽培がその起源ということで、
なかなかに歴史のある牡丹園。
5月頃に訪れれば牡丹の花満開でさぞかしきれいなことでしょう。

で、8月に訪問した自分は無料で解放されていながらも
来場者の誰もいない園内をひとりの~んびりと散策。

というか、火の見櫓&狛犬探訪ツアーのはずが
なぜ牡丹園などに立ち寄ったかというと、もちろんここに
目的のものがあるからにほかならず。

狛犬、、、あるいは獅子像といったほうがこの場合は適切かも。
名工・小松寅吉の手による獅子一対が存在するという、狛犬ファンには有名な話。

が、広い園内、捜せど探せど獅子像が見当たらない。
なかには同じく寅吉が制作したと言われている天宇受売命像があったりと、
なにやら不思議空間の様相も呈しているなか、園内を一周半ほどしたところで
たまらず営業していた売店兼案内所のスタッフにお尋ね。
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場所の説明を受けたのち、そのスタッフの人から
「なにか有名な人が作ったものらしいですね」とのひと言。
おそらく何人もの狛犬フリークまたはマニアまたは自称研究家から
居所の質問を幾度も受けたのではないでしょうかね。
でも、その作者が件の天宇受売命と同一人物だとはご存じない様子で。

で、前置きはそれくらいにして、問題の(?)獅子像のもとへ。

いましたいました!
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これは紛れも無く小松寅吉翁の作品。
昭和天皇の御製の石碑があるのですが、その両脇に鎮座しています。
御製をお見守りしていますよ、ということになるのでしょうか。
それにしても・・・
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樹木に半分覆われてしまったような感じで、
感心を持たずに来場した人にはほとんど意識されなさそうな寂しい印象。
さきほどの天宇受売命は曲がりなりにも由緒書きにチラッと名前があるのに、
こちらにはそれすらない。
もちろんここでの主役は御製ですからある意味仕方ないかもしれませんが、
まあこれが狛犬=獅子像の置かれた現実なのでしょうね。
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作品としてはとてもいいものだと思います。
とくに子獅子がいい味を出していますね。

ちなみに園内には稲荷神社と八幡神社があり、
八幡様のほうには狛犬が一体(not一対)がいたようなのですが、
寅吉獅子を捜すのに夢中でこちらはすっかり忘れていました。
再訪することがあればぜひチェックしたいと思います。

(撮影日:2012年8月14日)


より大きな地図で 狛犬を巡る火の見ヤグラーな日々 を表示


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